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酒屋の免許がとうとう自由化になった。いまさらという感はいなめないが新聞報道にもなっていた。今でも酒屋をやっている人たちもいるのだが私の場合あのまま酒屋だったら今頃どうなっているんだろうとふっと思うときがある。たまたまゴリ鼻を思いつき逃げ切ったわけだがあのままだったらたぶん経営に行き詰まっていただろう。そういう意味からいくと今も酒屋さんをりっぱに経営されつづけている方はいやみではなく本当に立派だと思う。もっとも酒屋さんにかぎらず何の業界でも大変な時代です。 大学出てから証券会社、地元に帰って建材商社でのサラリーマン、その後酒の小売業をやってそしてにわかに製造業、それも自分でも後になって気がついた自社ブランドという難しいものを立ち上げた。自社ブランドというのは下請けの99%の人が立ち上げたいと思いつつ99%の人が立ち上げられないものらしいと聞いた。10年も続いたら本物のブランドになるという説があるらしい。今5年半、もう少しの頑張りだが片方ではこんな話もある。。亀は千年鶴は万年という諺がある。この亀は千年生きると言われ喜んで買ったのだが買った次の日に死んでしまったので売主に文句を言ったらちょうど今日が千年目だったんですよ、という落語的な話がある。現実に10年持っても11年目に駄目になったなんてこともあるわけで、どこまでも油断できないものだ。
by gorihana
| 2006-09-04 20:10
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